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チョビさん、避妊手術受ける。そして私は変質者に会うの巻

前々から予定していた避妊手術。
チョビがうちに来た時(2月13日)に、生後6週間と言われて来たので、それを逆算したらJust1月1日生まれ。タイなので怪しいけど、それが正しければ7月1日で 満6ヶ月。

で、昨日それを実行した。

予約は7月8日 午前10時くらいに連れて来てくださいとの事で、おちゃのときは1泊だったんだけど、私の予約したAo Chalong Animal HPは日帰り手術で、5時か6時には引き取りに来ていいです。と言う事だった。

避妊手術は正直、やる事は決めてたんだけど、どこでやるかは悩んだ。
おちゃ同様、一番ポピュラーで安い、プロンパン横のphuket animal病院でやろうか(圧倒的に手術はいっぱいやってると思うので、腕は確かだと思う。チョビも最初のワクチンはここ。おちゃのかい主さん推薦)それか、RogerとKikkoちゃんが「この病院は親切だった」と言っていたPaw動物病院。(カシューナッツ工場の向かいくらい。ここもそんなに遠くない)と、パルポにかかって以来のかかりつけのAo Chalong。(ここは高いと誰もが言う。)でも多分、一番チョビの事解ってるので、それに何よりうちから近いんで、やはりここにした。

手術費 全て込みで1800B(約5千円弱)。20キロ以上の犬は2000Bだけど、チョビはギリギリ19.5キロだったんで、200B安かった。まあ、日本に比べりゃ、本とに安いわな。

でもね、何も知らずに無邪気にフリスビー追っかけてるチョビとか見て、健康な体を切り裂くと言う事は、本当に辛くて。歴代のうちの犬はみな子供生ませてたんで、よけいに心配だ。
あとはH屋さんのだんごちゃん(パグ)みたいに、術後、甲状腺がうまく機能しなくなって、ひどい肌荒れになったのも見てるし、marimoちゃんの愛犬Happyも確か避妊手術後から病気がちになって、僅か3歳か4歳で亡くなってしまった記憶もある。(この2匹は私の記憶が曖昧で、避妊が原因ではないかもしれんが)

かといっていろんなWebで検索すると、避妊をする事によって寿命が延びる症例が圧倒的に多い事や、雌犬の死亡原因No 1の子宮、卵巣、乳がんを回避出来るというし。

Rogerは注射で避妊の方が犬にかかる負担が少ないから、そうした方がいい。と勧めたけど、でもそうだと子宮、卵巣は残ったままなので、やはり将来子宮がんの可能性が出てくる。

何がよいのか悪いのか、結局の判断は飼い主の私たちだ。
チョビの意思はおかまいなしに、手術を決意。本当にごめんね。チョビ。

で、その前日、「もし明日仕事が入ったら、犬の事を言って1週間くらいOffというべきだろうか、それとも、ひざが痛い(もう痛くないけど、おとといはまだ痛かった)のでしばらく歩けないと言おうか」と悩み、電話がかかって来たときにとっさに「ひざが炎症起こしてて、しばらく歩くのがツライ」と言った私だ。そうしたら、昨日は何とチャーターラチャヤイで港集合がお昼の12時半。それもDSD2人だった。間に合うじゃん!!!!しかしもうひざが痛いと言ってしまったので、後に引けない。変わりにAlwinに。と言う事になって、Alwinが2日連続の仕事になった。(なんかねー、やはり最近客が少ないせいで、仕事も私とAlwin交互に来る感じなのよねー。)

でも、まあ仕方がない。特に術後は傷跡舐めたり、おちゃの様に自分で糸とって「ぎゃいん」となっては行けないので、しっかり見てあげないと。

手術当日。医者から最低8時間前からエサは与えないで。と言われてたので朝ご飯はなし。しかししまった、ついうっかり忘れてお水は飲んでしまった。
朝、いつも通りに公園に言って池の周りを2周。今日はオフリードは出来ない。
でもいつも通りに喜んで歩くチョビ。その後の悲劇を知らずに。

散歩がおわり病院行ったらちょうど9時半。診療時間なので、30分早いがそのまま中に入る。
チョビ、「なぜ???」と言う顔を私たちに向けるけど、そのまま看護士さんに預けて帰る。駐車場にもチョビの鳴き声が聞こえて来た。麻酔打つまでそばについていて上げたかったけど、もうお任せするしかない。

で、チョビのいない間に私はパルボのときと同じく、チョビのもの全てを殺菌、消毒、洗濯。ハウスも洗う。12時くらいに(ああ、もう手術してるのかしら)なーんて思いながら、家のリビングもしっかりきれいに。
1時過ぎにAlwinから「ひょっとして帰りが7時過ぎになるかも。まだ客が来てない」と連絡が来た。サムロに乗って行っちゃったので、チョビのお迎えが。でもまあ、8時までその病院はやってるので、ギリギリ間に合うだろうと、ひっさしぶりに1人で、お笑いのDVD見たり、ぼけーっとした午後を過ごす。(と言っても2時くらいまで掃除掃除だったんだけど)

で、夕方6時頃再びAlwinからcall。「いまどこ?」と聞いたら「まだラチャヤイ」だって!チャーターでノーンビリなので、最悪、港到着が7時半。
いっその事、バイクで港まで言ってサムロを引き取ってチョビを迎えに行こうかとも思ったけど、そういや、以前Alwinのバイク壊れて、鍵を新しくしたんだけど、その鍵一つしかないんで、Alwinがつかってるじゃん。(ああ、合鍵を作らなきゃあで、半年経ったパターン)なので迎えに行けない。
でもまあ、向こうで待たせてもらえばいいやと歩いて病院へ向かう。距離にして本当に200Mもないから、ひょっとしてチョビも歩けるかな。歩けたら歩いて帰ろうと考えて、6時40分くらいに家を出た。外は日が沈んで、まだ明るいけど、時期にすぐ暗くなる感じ。
で昨日の私の格好は、姉が送ってくれたユニクロのブラトップマキシワンピ。それにデイバックのリュック。(千趣会のかわいいやつ。これも姉がくれた)ちょっとしたリゾートな旅行者のような格好だ。なので、端から見たら、「旅行者がとりあえずバイク無いので歩いてどこかへ行く」感じに見えたのかもしれない。

このブログを始めたマルタ留学中、私はよく痴漢にあった。日本にいたときも何度変質者にあった事か。(まれだ。)日本のときは振り返ったらストッキング頭からかぶった男が真後ろにいたからなあ。→口押さえられて乱闘。

で、歩いて20Mもしたところで前から1台のバイクがすごくゆっくりと私の横を通る。(ここは大通りなので車もバイクもびゅんびゅん走ってる)グリーンのTシャツ、そして目の下にクマが入った男がすごい私の事をガン見して通り過ぎて行った。そりゃ私も目に入る。スピード緩めてガン見だもん。しかし、特に「変な顔」とは思ったがそのまま50M程歩くと、再び前から同じ男がやってくる。
一瞬何かのデジャヴかと思った。そして同じ様にガン見して私の横を過ぎる。
(気のせいじゃないよな。あれ、さっき横とおった男だよな???)
と、そのまま歩くとまた!!!もう一度おなじ男が前からやってくる。

何も言わずにただ私の顔をじっと見て。ここで鳥肌がたった。

その時すでにアニマルホスピタルまでもうちょっとのとこで、(分かる人は分かるかなあ。ケロちゃさんとこのお店があったビルの手前まで来てた)なので、私はここから道路を渡り、ケロさんとこのビル側に渡ろうと、右、左を確認し、左を見たら、通り過ぎて行ったその男が、ちょうどUターンするとこだった。
この男、私の横を過ぎてはuターンしてまた私の前から来てたんだ。

で、幸い、そのビルの駐車場(ビルの前に車とめるちょっと傾斜のある駐車場がある)には数人のタイ人の女の人がそこでおしゃべりをしてた。病院はのそのビルの隣なので、もう安心だ。しかし、今度はその男は、私の背後から来る事になる。私は思いっきり駐車場の内側に入って(リュックは前に抱えて)その女の人達の間に入るような形でゆーっくり歩き、その男が過ぎるのを待ったら、(どう考えても、その男私を狙ってるだろう。何の目的かは知らんけど)右後ろからバイクは通り過ぎて行き、ちょうどアニマルホスピタルの入り口を過ぎた垣根のとこでバイクを停めた。いかにも電話がかかって来たから偶然ここでバイクを停めたような感じで携帯を取り出し、後ろから来る私をちら見しながら携帯で何か話してる。
絶対その携帯、誰ともつながっとらんだろう!

んで私は「ザマミロ、私のゴールはここだ」と心の中でそいつに言いながら、そいつが停まってる僅か2M手前で左折。病院に入って行った。垣根越しにその男が私を見てるのが分かったけど、無視して中に入った。
で、受付の人に、変な男につけられた。と伝えたら、何か、スタッフの中で盛り上がっちゃって「よし、俺が見に行ってくる!!」で、外に出て行ったんだけど、その男はもういなかった。
「歩いて来たんだけど、怖いから、サムロで旦那が迎えにくるまでここで待ってていいか」と聞いたら、全然大丈夫だよ。と言われたんで、病院でAlwinを待つ事に。
チョビは見るも哀れな顔になってて、本当に心が痛んだ。
何度も嘔吐の後があり、これは水を飲んだからだと思う。と言われる。

歩けるので歩いてもいいけど、こんなに弱ってるチョビをたった200Mでも歩かせるのはかわいそうで、それにあの男のやはり気になったし、(たまたま病院に私が逃げ込んで、そのうち出てくるかもしれないと、どこかで見てるかもしれないと思ったし)何よりも車通りが激しいこの道を、チョビのスピードで道路渡れないと思った。

で、しばらく待合室でうずくまってるチョビをなでながらAlwin来るのを待ってたら、まだスタッフの間で盛り上がってて、別のスタッフが、「もう一回様子見に行ってあげるね」と外に出る。
そうしたら、常連さんと思われる看畜と飼い主(タイ人のおばさま)とスタッフが、タイ語だけどもどうやら私の事を話してる。そしたらそのおばさまが「ダーイダーイ、マイペンライ」と返事したので、多分送ってくれるのかなあと思ったら、やはりそうだった。本当に助かった。

そして、無事我が家についたチョビ。
この姿勢から動けず10分。
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家に帰って来ても、何度も嘔吐して(吐くものないので胃液みたいなの)、本当にツライ思いをさせてしまった。Alwinは結局8時過ぎに帰宅。
帰って来たら、こうやってAlwinのひざに乗っちゃってもうめちゃくちゃ「痛いのー」と甘えてる。
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エリザベスカラーは、舐め始めたらつければよくて、今んとこ傷口を舐めようとはしてないから、つけなくていいと思う。と言われ(買うと250B)買うのをやめた変わりに、Tシャツ着せてみた。
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耳が完全に下がっちゃって、「痛いのー」と全身で表現しているチョビさん。
Tシャツ某ショップさんのですが、分かる人しか分からないし、分かる人はみな友人知人なのでモザイク無し。
で、夕べは一緒に寝ました。
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病院に、「犬によっては食欲なくなって食べれないけど、もし明日一日何も食べれないなら連れて来て」といわれて、食欲ないかなあと思い、鶏ひき肉を入れたミルク粥(犬用ミルク)作ったら、今日の朝、完食はしなかったけど、食べたので、少し安心。

薬を3種類もらい、何事もなければ11日にもう一度病院で診察。
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しかし確かチョビパルボで初めて連れて行った時、「ゴールデンレトリーバー」と伝えたあったのに(笑)しっかりMIXになってるわ。

でもなあ、あの変な男。さすがにこの年になって、こういう思いはご無沙汰だったなー。プーケット、安心しすぎてたよ。
by papaya_mango | 2011-07-09 13:47 | ワンコの病気、健康

何が起きてもマイペンライな島プーケットから今日も海に陸に忙しく発信中 。


by papaya_mango