カツオノエボシに刺された。

今日はRacha Yai 3ダイブ。
お客さんは、木曜日に一緒に潜ったベルギーの親子。もう一度私のガイドでとリクエストしてくれたのだ。

今日の最初の予定はDive1 Bay5 Dive2 Bay1 Dive3 Siam Bay。2本目でレックで3本目で象か...。というか私のお客さんは13歳。18Mの深度限界は絶対だ。うーん、今日の予定はあまり私には嬉しくない。

しかし1本目のBay5。今日は本とシミラン並みの透明度。うっしょーーー。すごいキレイ。と私のテンションはあがるが、奇麗なだけで魚はいない...。流れもなんか複雑で、北に行けば南におされ、南に戻れば北に流される。結局、潮溜まりみたいなとこで身動きが取れなくなり、そうなると、キレイなんだけど、ゴミもたまるんで、水中ゴミだらけに見舞われた。とっててもきりがない。

今日の私はまあラチャヤイだしなー。と、ウエットを着ずにラッシュガードと、フードベスト、それとサーフパンツと言う軽装で。この軽装が後で大後悔につながるとは、ほんと、最初は何とも思わなかったよ。

いき場所が無くなり、時間も45分を過ぎたんで、安全停止をかけながら浮上開始。そのときに私の右のふくらはぎにもの凄い激痛を感じる。ほんとに電気ショックみたいに。「なんだ?」と思い、痛い場所を見ると私のふくらはぎに細ーい青い点々のついてる釣り糸みたいなものが巻き付いてた。「クラゲ?」と思ったけど、水中だから青く見えるのか、ほんとにこれ青いのか、何だこれー?と思いながら更に浮上したら、今度は私の右手の甲に息が止まるくらいの激痛が。「いでででで!!!!」手のひらも青い糸が巻き付いてる。とっさにそれを振りほどいたら左の手の甲にも激痛。

だんだん水面に近づいて来たら、今度は水面にすごーーーいミニチュアにしたペットボトルみたいなもんがそこら中にプカプカ浮いてる。そしてそのミニチュアペットボトルから青い糸が下に垂れ下がってた。そこで初めて「カツオノエボシ」と言う言葉が浮かぶ。
「あれ??これってすごい危険で死んじゃうんじゃなかったっけ???」
と、それでも冷静に考えてる。水面にあがり、私のお客さんに「危険なクラゲがいっぱいいるから気をつけて!」(既に私が被害者だが)と船を待ったら、ディンギーで迎えに来てくれたクルーも「危ないクラゲがいっぱいいるから早くあがってくれ!」と、先ずは子供を先にあげ、次にお父さんをと言ったら、「僕はフルスーツだから。君がすぐに上がれ」と言ってくれて、お言葉にあまえ、先にエキジット。どうやら私のお客さん2人は無事だった。

出船に戻ったら、皆刺されてる。ビネガーのにおいが充満していた。しかし、これは後で知った事なんだけど、酢はカツオノエボシに限ってはよけいによろしくないらしい。酢の刺激でよけいに毒は発射するらしい。一番いいのは熱湯か冷たい水で洗う。もしくは海水で洗うらしい。

しかしこの時はそこまでの知識がなかったため私も患部を酢で洗う。

中には首のまわり、腕回り、皆いろいろな場所を刺されてた。

ダイブデッキには誰かが捕まえた「カツオノエボシ」が打ち上げられてた。
カツオノエボシ 英名 Portuguese Man O' War。
これにも種類があるらしく、今回さしたヤツは死ぬまでのものではない、と皆が行ってたけど、皆専門家じゃないだろう。

と、いうか、カツオノエボシ。名前は知っていたが、ぶっちゃけ、私には縁のないものだと思ってた。だって6年間、一度も遭遇したことないんだもん。ここにはいないもんだと勝手に思ってた。

とにかく、痛いなんてものじゃない。パニックになるお客だって出るだろう。

そして船に戻って、10分くらいしたら、なぜか、右の脇の下が鈍痛。鈍い、でもしっかりと痛い。
他のイントラに「i don't know why but i have a pain my armpit 」と伝えると、私だけじゃなく、数人のダイバーも同じく脇の下の痛みを訴えてた。
太ももを思いっきり刺された人は、刺された側の鼠蹊部が痛いらしい。

どうやら、毒がリンパに回ったらしい。脇の下や鼠蹊部はリンパが流れてるから。のちのち、私も右の手の甲の痛みが一番長く続き、2本目3本目のダイブも、例えるならすごい太い注射を打たれたような重い痛みがずっと続いてた。

ただ幸いは私のお客さん2人が無事だったこと。でもこれで私キャリアになっちゃったわけだから、一体どのくらいのリスクが2回目はあるんだろう。

家に帰ってからwikiしてみたら、こんな恐ろしい事が。

以下Wikiより抜粋。

人にとって非常に危険な生物である。触手に強力な毒をもち、刺されると強烈な電撃を受けたかのような激痛がある。患部は炎症を起こして腫れ上がり、痛みは長時間続く。二度目に刺されるとアナフィラキシー(アレルギー反応の一種)を起こし、ショック死する危険がある。
カツオノエボシの触手に触れると、表面にある細胞から刺胞という微小な毒針が発射される。これに含まれる毒が炎症や痛みを引き起こすのである。


2度目は無いけど、明日もういないなんて保証も無い。
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これもWikiからの画像。

いやあ、なんだろう、何かを失ったようなショックだわ。

で2本目は西側ならいないんじゃないか?と、バンガロー。3本目はサイアムベイと、ダイブ的にはあまり面白くない感じになったけど、嬉しい事に私のお客さん、もういちど行きたいと言ってくれて、来週またラチャヤイへ来る予定。

だけどねー、天気は明日から荒れる感じなのよね。

ちなみに2本目3本目、もちろんウエットスーツ来て潜りましたとも。

まだ右手の甲が痛い。重い痛みは無くなったけど、というかひりひりしてる。
でも大げさじゃなく、刺されると、呼吸が荒くなるよ。船に戻ってからずっと手がびりびり震えてたし。(大げさじゃなく)
私はもう絶対いつもウエット来て潜るよーーーー。

でもタイに住んで6年。ほんとのほんとに初めての被害です。私。

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by papaya_mango | 2012-07-29 22:37 | PHUKETでDIVING

何が起きてもマイペンライな島プーケットから今日も海に陸に忙しく発信中 。


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