ようやく 動ける気温になってきたー。
先週日曜日はまさにプーケットでいつも通りしてる格好でいられた。
*いつも通り(ブラトップタンクトップ、 リラコ、歩く時 ギョサン😂)
何よりも靴下を履かなくていい楽さ! いや オランダ人すでに4月中旬の天気のいい日は庭で水着で日光浴とかしてたけど、私には寒すぎて無理だった。ってかどんだけ頑丈なんだ。あんたらは。
ダイビングでも水温28度でもし50分25M以上行くなら私5mmじゃないと無理だけどファランはみんな裸 もしくはラッシュでサーフパンツだもんなー😂キリンさんもそうだった。
オーシャニックに突っ込んでくキリンさん。ああでもこれモルディヴだから水温もっとあったわ。
ああ でももう潜らなくなって10ヶ月。
13年以上も海でも仕事をしていた私、流石に水中に帰りたい!!!!って思うことが多くなってきた。
と言うか 10ヶ月もここに住んでるのに、全くヨーロッパに馴染めてないし、いまだに気心知れた友人がそばにいない。
何をするにも、思い立ってすぐに動けないヨーロッパ特有の面倒くささ。未だに何がどこで手に入るのかいまいちわからないし、そばに気軽なお店もないので(日曜 月曜閉まること多いし 夜7時には閉まるし)
8月にオランダに来て、最初の2ヶ月は10年前に滞在したキリンさんの親の家。小さなタウンだけど、郊外に出ればのどかな牧草地が広がってて、牛や羊を見たり 何よりそこらじゅうに水路があるから、夏場は行き交うボートの人たちや川沿いのベンチでぼーっとしたり、嫌いな街じゃなかった。
そして3月まで滞在したバンガロー村。
私の知ってたオランダの景観とはまた違ってベルギーとの国境、森の中の前衛的なデザインのバンガローが点在してるBreda付近。
生活自体はめちゃくちゃ不便で(歩いて行ける範囲にスーパーがない、洗濯機もないから何日かまとめてBredaまで行ってコインランドリー 。大家の夏の家なので 暖炉はあったけど、あまり暖かくならないし 家自体が断熱加工じゃないからめちゃ寒い。最初は薪に火がつかずめちゃくちゃ大変。シャワーの水も二人続けて浴びると途中で冷たくなってしまって悲鳴をあげる。など)
でも ここは何よりも自然がいっぱいで 毎日庭に来る何十種類の鳥とかリスとか見るのみとても楽しかったし、チョビの散歩も裏が巨大な森なので毎日フラーっと1時間や2時間歩いてても気にならなかった。
何よりもここでは友人ができた。
私より5歳年上のMarijon。あー もうなんだろう 。イメージチェンマイとかでゆるーく暮らしてるファランな人たち。ヒッピーな感じなのよね。だから私もすごくいやすくて、ほぼ毎晩チョビの散歩の帰りに寄って、ビール飲みながらとりとめのない話して...。家にはテレビも置いてなくてBGMはPCやレコードから流れるreggaeやマンドラとかいろんな国の民族音楽が流れてる。
彼女も自分の周りみんな男友達ばっかだから 女の友達できて嬉しいって可愛がってくれたんだよなあ。
そして今引っ越したFlevoland。
この10ヶ月で3つも州を代わってる。
新しい家は2年契約なんだけど、確かにバンガローよりは便利なんだけど、私の孤独感が半端ない。
きりんさんの両親の家にいた時はキリンさんいなくても親がいたし(それも大変だったけど)家に居たくなけりゃフラーっとタウンに方に歩いてても街並み見たり羊見たり それなりに時間がつぶせた。
そしてバンガローもキリンさんが2週間Abū Dhabī行っちゃって居なくても、Marijonたちが色々買い物に連れてってくれたり、何より話せる相手がいた。
でも新しいとこは未だに気心知れた友人というものができてない。
オランダ語話せない自分も悪いんだけど、ここの部落の人たちも、顔を合わせると笑顔で挨拶とかはしてくれるけど、それ以上はないし、特にこの辺の人たちは宗教色が強いのかな?FrieslandもNorth Branbant も最近は日曜日にもスーパー開いてたけど、この地域はしっかり休みだ。特に隣町のUrkってとこがそれが顕著で日曜日はみんな教会二回行くらしい。平日もお昼1時からしっかり休みで皆働いてる人たちも家に一度帰ってランチをとるとか。
で 元々ここ海だったとこで埋めたて地。どこまで行っても道が縦ー横ーってまっすぐで、住んでる部落もみんな同じ箱みたいな家で(これもまたオランダぽくない家。バンガローの大家から「丸い家から今度は四角い家になるのかー。じゃあ次は三角か?!」と笑われた。チョビの散歩で歩いてても全然楽しくない。どこまで歩いても景色が一緒で。
それで引っ越してすぐにキリンさんエジプトに行っちゃうし、今はのるまンディにいっちゃってる。そして来月はブダペスト、そしてイタリア。ほぼいない。
友達もいない閉鎖的なこの部落で話し相手はチョビのみってちょっと辛すぎる。
思えば私の人生、常に友人に囲まれててMaltaは学校に行ってたってのもあるから自然に友人できたし、プーなんてほぼ毎日うちに誰か来てた。何より仕事してたから毎日誰かとは会ってたしお客さんもいたし、英語でもタイ語でももちろん日本語でも目と目を合わせて誰かと話してた。
オランダに来て気がついた。今私キリンさん以外と目を合わせて話してない。話し相手はスマホの向こうのプーケットや日本の友人たちしかいない。せっかくできたバンガロー村の友人も今はもうスマホの向こうだ...。
もう正直寂しすぎるし、こうしてキリンさんがいないとどこにも行けない。
私は常々チョビを見てて この子の全世界は私が与えてあげた範囲だけの世界でしかないから、出来るだけどこにでも連れて行ってあげたいし、一緒にいたい!って思ってたけど、今まさに自分自身がこのオランダでキリンさんが与えてくれた世界のみで生活してることに少なからず衝撃を覚えてる。 働いてないから、自分で自分の好きなものも気が引けて買えないし(人生で専業主婦なんて経験ないし、親からお気遣いをもらわなくなった社会人になってからは、全部自分で決めて自分で買い物をしてた)。話は上記のに戻ると、そう 買い物も好きなものを買えないストレス、何がどこに売ってるのかわからないストレス、今住んでるとこに引っ越してからアジアスーパーマーケットがそばになくて行けないストレス「連れてって!」って頼んでるけど なんにせよキリンさんが仕事行っちゃうから行く暇がない。
で とにかくオランダ人英語流暢なのにどこにも英語表記がないストレス。(例えばさ タイだとよくLazadaで買い物してたけど あれってタイ語と英語サイトがちゃんとあるし、ストレスなくてネット通販できたけど、こっち本当ほぼオランダ語のみでWeb開いて最初はトランスレーションしてみるけどすぐに挫折)
で 家もキリンさん自体が掃除しない人だから、掃除道具が揃ってなくて、こっちはやることなくて掃除したい!ってなっても全然不便なままでそれもストレス。
鍋とかも本当はStaubとか欲しいのよ。でも高いし キリンさんに必要性がないから買えないまま。あああ 本当に新しいとこに引っ越してきて病むことが多い。
誰かと喋りたいー。バカみたいに笑ってがハハハーって笑いたいよー。
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by papaya_mango
| 2019-06-04 17:28
| オランダ滞在