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VISA-RUN

12月10日から13日まで、VISAの申請をしにペナンまで行って来ました。VISAランはもちろんのこと、陸上の国境越えもバスの旅もペナンも何もかも初めての私。
行く前から、かなり心配だった。
とりあえず、HAT・YAIまでのエアコンバスは事前に購入してあったので、当日朝7時半出発のバスに乗るため、TOWNのバスターミナルへ。
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最初はVIPバスがいいなあ。なんて思っていたが、このエアコンバスで行くことになった。いちお、トイレつき。7時半にPHUKETを出て、予定では午後3時ごろHAT・YAIに着く。きっとお腹すくなあ。と思い、パンでもほしかったけど、「これだ!!」つーのがなくて、目についたのはなぜかグリコの抹茶コロン。コロン事態日本で食べたこともない。のになぜか購入。ま、とりあえずこれで飢えをしのごうと乗車する。
バスは快適??に爆走を始めた。特急バスじゃないので至る所から人が乗ってきたり、途中停車する。私はぼんやりと、バスの中で流れているV-CDを見ながら目的地に向かった。V-CDはある意味面白く、と言うか、ドライバーの趣味なのか、どのCDもすごいマッチョなヘビメタ風のボーカルが出てきて、(ほんとにロンゲ、あごひげ、タトゥーにタンクトップにじゃらじゃらのアクセサリーそして小でぶ)しかし歌う歌はどれもバリバリの歌謡曲。←バラードともいえないし、演歌ともいえないような例えるなら50年代の日本の歌謡曲。ポップスでもなくて、なんていうのか、歌謡曲って言う言葉が似合うようなう歌ばかり歌ってた。
途中、パンがーやクラビで休憩を入れながら、3時少し過ぎにHAT・YAIに着いた。
着くと同時にバスのまわりに、タクシードライバーが群がる。みんな口々に「PENANG?PENANG?」と言ってくる。
とりあえず、皆に言われたとおり、バスターミナル向かいの旅行会社が並んでいる建物に向かって、1軒めぼしをつけ、ペナンに行きたいと告げる。
ペナンまでのミニバスの相場を知らない私、いくら?と聞くと「380」と言われた。
いつ出るのか?と尋ねると今すぐ出ると言う。7時までにはマレーシアに入らないと、門が閉まってボーダーを越えられないので、早くバスに乗らないといけないが、帰りのPHUKETまでのバスを先に買っておかないと、帰り、席がなくなる可能性がある。なので「私は帰りのバスのチケットを買いに行く」と告げ、(正規の窓口で買わないとぼったくられるらしい)又向かいのバスターミナルに向かい、一番左端(バスから降りたら一番右端)のチケット売り場に帰りのチケットを買いに行った。12日の夕方の同じエアコンバスを買ったら21時30分のしか空いてなかった。PHUKET到着は13日朝の5時である。もっと早いのがほしいと言ったら19時半に出るのはVIPだから500B以上すると言われ、あきらめた。
チケットを買って表に出、よく見ればペナン行きのミニバス斡旋会社は山のようにある。
私はさっきの店に行くのを辞め、違う店に入って聞いた。そしたら330Bと言う。さっきの店より50B も安い。4時に出ると言われたので、他の店にも聞いてみた。そしたらその店は250Bと言うのだ。即その店に決め、20分待ってミニバス到着、一路ペナンへ向かう。バスの中はほとんど中国人だった。私の横の親父だけ唯一スカンディナビアんだったが、その親父がとにかくよく話し、ちょっとおかしい感じの親父で、私はいきなり疲れた。ペナンは初めてか?VISAはどうするんだ?ホテルは決めてあるのか?ついいて行っていいか??云々。私は9月にVISA RUNに行った人から「このホテルはいいよ」と言う名刺と、今回タイ大使館に出すいろんな書類をまとめて代行してくれるインド人の代行屋の話を聞いていたので、今回は全部それに任せようと思っていた。「私は会社からお金が出るから高いホテルに泊まる」とそのスカンディ野郎に告げ、後は寝た振りを決め込んだ。国境まではバスで役1時間くらいだ。バスから降りて出国、そしてマレーシアに入国した。ペナンに到着したのは現地時間で8時半ごろ。タイ時間なら9時半だ。SWISS HOTELの前で下車すると、これも言両サイドにインド人の代行屋が待ち構えていた。手馴れた感じで私のパスポートとVISA用写真、必要書類を受け取り、帰りのHAT・YAIのバスチケットもここで手配、全部で250Rmした。マレーシアの通貨はタイの1/10だったかな?大体10Bが1Rmだ。計算もらくだ。そのままそこで4000B両替、VISA申請含めて約150Rm残った。これで後2日過ごす。ホテルはGARDEN CITYと言うその通り沿いにあるホテル。シェアートイレとシャワーでFUNの部屋が25Rmと言うので、それにした。しかし、すぐに後悔。やはりトイレシャワーは自分の部屋の方が良かった。しかしその日はアタッチドと入れ、シャワーはFUL。エアコン部屋の55Rmの部屋しかないと言われ、明日部屋の移動を希望し、今日はこのままで我慢することにした。とりあえず荷物を置き、とにかくお腹がすいた。外に出て屋台を探す。しかし、ここマレーシア、ほんとに漢字表記が多くてなんて書いてあるのか漢字テスト1位の私でも良くわからん。適当に人が並んでいる麺屋でスモール2Rmを頼み、ついでにスイカジュース飲んで手短に終わった。すごい人が並んでた店の割りに、私には余りおいしいと感じられなかった。このままどこかPUBでも入ってタイガービール1杯でも飲んで寝ようと、ホテルに戻る途中で声をかけられた。いつも旅先では警戒アンテナバリバリ張り巡らせている私、その人にもかなり警戒した、が、顔は温厚なおじさんで、日本語も割りと上手く、マッサージしだという。そして4月に大学病院に6ヶ月マッサージ治療の講師として招かれている、と言うことから、ちょっとだけ警戒を解いた。日本語が話したいからちょっとお茶しようと言うことになり、ホテルそばのCAFEへ入る。明さんというその人はBEERを奢ってくれて、マッサージがどれだけ素晴らしいか、延々と私に語り始めた。そして話の流れで、自分に日本語教えてくれたお礼に(教えてないよ)6時間マッサージをただでやってあげると言われ、今から自分の部屋にこいといわれた。さすがの夜の11時に今あったばかりのマレーシア人の男の部屋にマッサージになんか行くことは出来ない。私はマッサージにはすごく興味はあるけど、今であったばかりの人の家には怖いから行かない。と言ったら、その人は大笑いし、「僕が本当に怖いの?ペナンは小さい島だから島じゅう知り合いばかりだし、なんならここのマスターにだって僕が本当のマッサージしだと証明してもらえる。でも明日一日暇なら昼中なら怖くないから昼中マッサージしてあげるよ」と言われ、ついでに観光もすれば言い。と言うことになり、どうせ明日一日VISA待ちで何もやることないし、見たところ、悪そうな人にはとうてい見えなかったので、もちろん50%は信用できないまま、明日会う約束をしてホテルに帰った。ホテルに帰ったらあのミニバスのスカンディ親父もここにいて、「部屋は何番だ?」と聞いてきたので「教える義務ないから」と答え、部屋に戻った。しかし、下手に廊下で出会ったらイヤだったので本当にぱぱっとシャワーを済ませ、部屋に戻ってからはトイレもなるべく我慢した。やはり、明日は部屋にトイレ、シャワーつきにしてもらおうと決心する。

そして翌日。朝10時に車で明さんが迎えに来た。そしてそのときに今私のいる地域がGEORGE TOWNというところだと聞かされる。そして今日は山越えをして明さんの住むローカルエリアに行くと言われたのだがペナンの地図もガイドブックもない私はすぐにその地名を忘れた。ただ近くに6つ☆ホテルがあったことだけ覚えている。朝ごはんを食べてないから腹ペコだ。明さんのおごりでホッケンミーを食べる。
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なるほど、ここの屋台街も、皆明さんの知り合いばかりだ。
やはり悪い人じゃないのかなあ?と思いながらマッサージをやりに部屋に行く。部屋はカーテンがひいてあって、入った瞬間、やはり来るべきじゃなかったと思いっきり後悔した。
マッサージの手順は最初に冷たいシャワーを10分くらい浴び、最初に足裏、そして足全般、背中、頭、お腹をマッサージすると言う。胸もやったほうがいいといわれたが、それは断った。そしてマッサージは通常裸でやると。オイル塗るし自分はマッサージだから、全然下心はない。と何度も言われたが、出来ない。結局ブラとパンツははいた状態でマッサージをしてもらった。足裏や足は、なるほど、ちゃんと理にかなったマッサージで、やはり大丈夫なのかなあ?と思っていたが太ももの付け根に来たときに明らかに動きがおかしい??そしてお尻と腰に来たときに明さんは私のうえに馬乗りになりマッサージを始めたが、なんとも思ってない人の股間の異物が明らかに私のお尻に当たる。「これってマッサージ違いか??」と思いながら、全然緊張してしまい、リラックスどころじゃない。そう思い込むと、もし明さんが普通のマッサージであったにしても、もう疑ってしまい、全然楽じゃない。しかし何もいえないままマッサージは表に返され、再び足と鎖骨、頭と念入りに揉み解される。そして手をマッサージしてくれているときも、何度も「リラックス」と言われるのだけれどもリラックスして手を下ろすともろ短パンの中の明さんの硬い異物に指先が触れてしまい、触りたくないから指を沿って本と疲れた。もう後悔360%である。そして最後お腹のマッサージと言われ、私の便秘症と生理不順を治してあげると言われ、やはり手はお腹のはずなのに又の間に入ってくる。「ここのマッサージなら自分で出来る!」と私は言い、何とか終わるようにした。しかし明さん、ここが一番凝っている。と言いながらやめようとしない、しまいにはパンツが邪魔と脱がせようとしてきたのでそこで完全にSTOP!明さんは「絶対深くなんか指は入れないし、ただ申し訳ないが、あなたの太ももはちょっと大きいので太ももの付け根だけにしたいのだがどうしてもちょっと奥にいってしまう。とも言われた。しかし、終了後私はリラックスどころか、非常に何か失ってしまった感もあり、ぐったりとしてしまった。しかし明さんはニコニコ笑って、マッサージはどんな病気も治る!と再び私に熱く語り始めた。腑に落ちないまま、時間はほんとに6時間経過。しかし無事でよかった自分。ペナン人をどこまで信用していいのかすっかり人間不信。その後はまた明さんのおごりでラクサを食べ、(それでも食欲はある)近くのマーケットでばったもんDVD(1枚4Rm)買って、ホテルに戻った。戻る前にもう一度明さんとカフェでKOPI(コーヒー)飲んで、ホテルに戻る。ホテルの前にはまたもやスカンディ親父に話しかけられさらにぐったり感は増す。そんな時フロントに福山雅治に似た男の子がいたのが見えた。ペナンに来て、絶対日本人沢山VISA RUNに来てるよ。と言われてたのに一人も日本人持てなくて「嗚呼、日本語話したい」と思ってしまった。部屋に戻る途中の階段で又再びそのフッキー(福山)に出会う。彼も私を待ってたみたいで「こんばんわ。日本人ですよね?」と言ってきた。私はそこで初めて安堵して「こんばんわ。あなたも日本人ですよね?」と聞いたら「いえ、マレーシアのペナン人です。」と流暢な日本語で帰ってきた。えー!日本人にしか見えない!すごい驚いてたら、フッキーは先週オーストラリアから帰ってきてこのホテルに友人がいると聞いたので着たけどいないからどうしようかと思ってた。もし良かったらお茶でもしませんか?と言われ、5分前まで明さんといたCAFEへ戻る。席も同じ席だ。店員も隣のテーブルの人も皆私を覚えている。私はフッキーに今日あったこと話したら大爆笑されて、ひとこと、「だまされたとおもう」と言われた。はあー。そうなの??そう思いたくなかったけど、やはりそうなの???私が思いっきり落胆してたら、今から夜景を見に海岸に行かない?私は暇ですることないから。といってくれて通常ならこんな顔のいい男に誘われて嬉しいところだが、私のペナン人不信用度は670%に達していたので、逆にこんな顔のいい男子が私を誘うのにもカードとか財布とか飲み物に混ぜられて寝てるうちに取られてしまうかも!と考え、非常に残念だが、もう眠たいからホテルに帰るといって分かれた。彼は、明日何時に帰るの?それまでの間付き合いましょうか?といってくれたので、明日会えたらね。と、部屋に帰った。部屋を変えたのでシャワーとトイレは不便なかったけど、シャワーは壁に穴があいてて蛇口をひねると穴から打たせ水のようにみずがどぼぼぼ~。と落ちてくる。とにかく疲れた。明日の2時にはVISA受け取ってタイに帰れる。はよ帰りたいなあ。と思いながら眠りに着いた。そして朝7時に大音響のコーランで目を覚まし、2時までの間はこのあたりを散策でもしようと動き出した。ちょっとだけ期待したけど、フッキーはいなかった。
ホテルから歩いて5分くらいのところに大きなショッピングモールがあると教えてもらったのでそこに行きがてら、途中の屋台でパンケーキ屋を見つけ、
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それを持ち込んで目の前のカフェでアイスKOPIを頼み、朝食代わりに食べた。
すごい甘いけど、おいしかった。
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クラッシュされたアーモンドが入ったパンケーキ、ホクホク食べてモールでは日本でちょうどやってて姉が面白い!!といってた阿部ちゃんの結婚できない男のDVDを買い、お昼ご飯にワンタンミーを食べて(考えたらペナン滞在中の食事、麺以外くっとらん・・・)ここでもアイスKOPI頼んだら(もちろんノーシュガー、ノーミルク)といったのにすごい甘いのが出され、変えてもらったら同じで、又変えてもらったら又甘くて、今度は直接作ってるおじさんのところに入れて「ノーシュガーのブラックの見たいのに何で??」といったら「甘くないから、のんんでみろ!!」と逆切れされた。目の前で飲んだって、甘いものは甘い。「もういらない!水をくれ!」といって席に戻りだされた水はHOT。タイでも私の日本語英語が通じず、悲しい思いをしてるが、ここ最後に来てこんなになって、本気で悲しくなった。そのうち私の背中のほうでそのお父さんが激怒しはじめ、{嗚呼、私のことなんか言ってんだろうなあ」とおもいながらワンタンミーを食べる。家族経営っぽいその店は息子と娘に親父はたしなめられ、ようやくほんとのブラックKOPIを持ってきた。「聞き間違えてごめんなさい」と言われ、私も「発音悪くてごめんなさい」と謝る。親父以外の店員は恐ろしいくらいの笑顔で私の気を使った。店を出てまだ1時。どうしようかなあ。と考え、とびちゃんにエアメールを描く。その時点で私の残金は1.5Rm。1Rmで水を買い、ホテルを出た。このホテル、お世辞にもきれいとはいえなかったけど、みんな親切で「清潔にしよう!」と言う気合が感じれたので多分次回もこのホテルにくると思う。2時にはVISAを受け取り、2時半にバスはタイに向けて出発。
次回は3月だ。今回シングル(3ヶ月)だけど、次回は1年ほしい。
と言うか、私の中で、ペナンは印象が悪い・・・。
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しかし、今回もいい勉強だ。
マレーシアのボーダーで休憩したが、もう10セントしかないので何も買えない。そしたらトイレ利用料が10セントだったので、ここで全額使い果たした。
思ったより早くHAT・YAIに着き、時間は5時。確か6時発のバスがあるはず、ここで4時間半も待ちたくない。席が空いていたので時間を変更し、とりあえず軽くご飯食べようと食べたのがクェッティオ・ナーム。(きしめんみたいなの)ここでもやはり麺だった。そしてビールとラープ味のプリッツかってバスに乗り込んだら、酒なんて買って乗り込んだ奴、私しかおらんかった。
帰りのバスも行きに負けじと大暴走。南砕亜無爆連と名を変えた暴走バスは1時にはプーケットに着き、私の2泊3日??庭たるハードなペナン旅行は終了した。

本と、疲れた~。へろ。
by papaya_mango | 2006-12-16 02:41 | VISA/WorkPermit

何が起きてもマイペンライな島プーケットから今日も海に陸に忙しく発信中 。


by papaya_mango